迷いの時期を脱する方法
パイオニアとして未開の地を開拓するのも大変だけど
その人が作ってくれた道を進むのも結構 大変だなと思う。
だって、すぐそばに成功してる人がいるから。
自分のすぐ後ろには、その人を目指して歩んでる人たちがたくさんいるから。
その道に入ったばかりの時はまだいいんだ。
ただがむしゃらに足を動かせばいいから。
わかることが増える、できることが増えるという
わかりやすい成果も得られるから。
その段階を終えると、急に不安になる。
自分はこのままでいいんだろうか、この道でいいんだろうか
自分と同じ時期にその道に入った人の動向は、いつも気になるし
気づいたら、自分よりあとにその道に入った人に追い抜かれてることもある。
不安と恐怖と失望。最初に抱いた野望、先達への憧れの気持ち、その世界が好きだという気持ちとがせめぎ合う。
そういう迷いの時期を乗り越える方法は、自分の足元をしっかり見つめることしかないのかもしれない。
今 抱えてる仕事を精いっぱいやる。体調がすぐれないなら整える。生活費がないなら工面する。
自分を誰とも比べない。過去の自分とも、いつか来る未来の自分とも比べない。
不安をあおる文章、やたらポジティブな夢を見させる文章を視界からシャットアウトする。
目の前のこと、今 自分にできることをちゃんとやって、
今 自分が持っているステキなものを眺めて、
自然に目をやり、感謝する。
不安で眠れない時は、「今 自分は眠れずにいる」という現実を受け入れる。
どこに横になっていて、どういう寝具を使っていて、着ている物はどういうもので、
頭の中でグルグル回っている考えはどういうもので…
そんなふうに今の自分の状態を1つずつ確認していると、そのうちスッと眠れる。
私は命の危険を感じる瞬間、人生を強制終了させられるかもしれない瞬間を
5回ほど経験した。
そのうちの1回は、そういう瞬間だという自覚がなかった。
十数年たって、その時の関係者が私の前でうっかり口を滑らせたことで知った。
この道でいいのだろうか、なんて
本当は悩んでる場合じゃないのだ。
私の魂が今も肉体に宿っているのは、奇跡以外の何ものでもないんだ。
牡牛座にとっては、自分の人生における時間も自分の所有物。
何の身にもならない考えで、その時間を浪費している場合じゃないのだ。
自分にはコントロールできないことに、かかずらっている場合じゃないのだ。
人生に迷いが出たら、先のことが不安になったら
とにかく足元を見ること。
ただ無心に足を動かすこと。
*·♡॰ॱ०⁺Lima⁺०ॱ॰♡·*
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